事業を知る
雄正工業の歴史に技術開発は欠かせません。
これまでの歩み、新しい技術の挑戦など事業戦略についてご紹介します。
これまでの経緯
雄正工業の歴史は技術開発と共に
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1981年3月
会社設立
会社設立
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1990年11月
拡底杭工法評定 HND工法取得
油量で拡翼管理のできる拡底掘削工法
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1991年9月
場所打ち鋼管コンクリート杭評定 STBC-SR杭工法取得
鋼管内部上下端にリブのついた場所打ち鋼管杭工法
日本車輌製造と共にアースドリル掘削機ED6200Hを企画・開発
拡底杭の大型化のニーズに応えるために企画・開発。現在では多くの会社で使用されているメジャー機となっています。
拡底杭工法評定 S-HND工法取得
HNDグループから雄正工業、トーワドリル工業、三瓶重機建設の3社が独立して取得した評定。 より大きな拡底杭の施工をできるようにしました。
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2011年9月
日本車輌製造と共にアースドリル掘削機ED8200Hを企画・開発
拡底杭のさらなる大型化に対応するために企画・開発。日本最大級の超大型掘削機。
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2019年1月
拡底杭工法 S-HND SK-NEO工法 技術審査証明取得
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2021年5月
同工法の引抜許容支持力に関する評定取得
佐藤工業、トーワドリル工業と共に取得。拡底杭の形状を活かし、押し込み方向だけでなく、引抜方向にも大きな抵抗力を考慮できる計算ができるようになり、より経済的な杭の設計が可能になりました。
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2022年8月
熊谷式アースドリル工法掘削抵抗測定技術 技術審査証明取得
支持層(杭先端の土台となる固い地盤)の固さを測定する手法を熊谷組と共同で開発しました。 一般的に場所打ち杭で支持層の確認方法は掘削土とサンプル(ボーリング調査で採取した土)の目視比較だけとされてきましたが、この技術を支持層到達判断の補助材料とすることができるようになりました。雄正工業は施工技術や掘削機の知識で同技術の開発協力をしました。
事業戦略
品質へのこだわり
場所打ち杭は地中という見えない所に孔を掘って築造することから、一般的に(まともな)杭が作れる手順が標準化されています。その中で、雄正工業は杭の品質に関わる部分にこだわりをもって施工方法を計画、実行しています。他社に比べてコスト高になりますが、雄正工業を選んでくれるお客様(ゼネコン)や建物を使用する方々の信頼のために努力を惜しみません。
新しい技術への挑戦
掘削機の開発(ED6200H、ED8200H)や拡底杭の引抜抵抗力(S-HND SK-NEO工法)、熊谷式アースドリル工法掘削抵抗測定技術等、新しい技術に取り組んできた雄正工業ですが、杭の施工にはまだまだ取り組むべき課題がたくさんあります。今ある技術や標準にとらわれること無く、課題解決やニーズに応えるため、技術開発、研究に取り組んでいきます。